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江藤良人トリオ & 類家心平

ジャンルにとらわれない魂を持つパワーハウス・ドラマー

江藤良人 (ds)
1996年に辛島文雄トリオでプロデビューを果たして以来、日本のジャズシーンにおいてダイナミックなキャリアを築いてきた。1998年には渡辺貞夫バンドに加入し、モントルー・ジャズ・フェスティバルをはじめとする多数のコンサートに出演。その後も池田芳夫、中本マリ、綾戸智絵、J-POPユニット「orange pekoe」など、多彩なアーティストと共演を重ねてきた。 力強さと繊細さを兼ね備えたプレイスタイルで知られ、常に新しい表現を追求。自身のグループ a.t.m.(2003年)や Karate Chops(2012年)を率いるほか、日野皓正グループや井上陽介カルテットなどトップアンサンブルでも活躍している。若手と共演するライブシリーズ「江藤まつり」も高く評価されている。 片倉真由子、粟谷巧とのトリオによる『Everything I Love』(2023年)をはじめ、これまでに7枚のアルバムをリリースしている。ジャンルを横断するその表現は、今なお日本ジャズ界に新たな風を吹き込み続けている。
類家心平

類家心平(トランペット)

海上自衛隊音楽隊のトランペット奏者としてキャリアをスタートさせた。6年間の在籍後、東京へ拠点を移し、高瀬龍一氏に師事してジャズトランペットを本格的に学ぶ。 2004年にデビューアルバム『urb』をリリースし、菊地成孔ダブ・セプテットやDCPRGでの活動を通じて注目を集め、フジロックフェスティバルなどの大型イベントに出演。バンドリーダーとして「RS5pb」で5枚のアルバムをリリースし、海外のジャズフェスティバルにも出演している。 音楽家・大友良英のグループでヨーロッパツアーを行ったほか、ピアニスト・中嶋錠二とのデュオアルバムを発表するなど多彩な活動を展開。アニメおよび映画版『坂道のアポロン』でもトランペットの演奏を担当するなど、ジャズの枠を超えて活躍の場を広げている。
Dairo Suga

スガダイロー(ピアノ)

鎌倉出身のピアニスト。もともとは生物学を志していたが、音楽の道へと転向。オーディションで山下洋輔に才能を認められ、洗足学園音楽大学に進学した。その後、バークリー音楽大学に留学し、上原ひろみらと共に研鑽を積んだ。 帰国後は「渋さ知らズ」や「鈴木勲OMA SOUND」に参加し活動を本格化。坂田明、小山彰太、向井秀徳(ZAZEN BOYS)、七尾旅人など、その才能同様、コラボレーションも多岐にわたる。 2016年にはメジャーデビューを果たし、日本におけるフリージャズの旗手としての地位を確立。ジャンルにとらわれない唯一無二のスタイルで、日本の前衛ジャズ界を牽引する唯一無二のピアニストである。
Takashi Seo

瀬尾高志(Bass)

札幌出身のコントラバス奏者。札幌交響楽団元首席奏者・藤澤光雄氏にコントラバスを師事。2006年には石田幹雄トリオの一員として「横濱ジャズプロムナード・コンペティション」でグランプリを受賞。ガット弦による繊細なタッチと、豊かな倍音を伴うアルコ奏法に定評があり、板橋文夫、坂田明、芳垣安洋といった日本の名手たちに加え、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの海外アーティストとも数多く共演。ジャズを基軸としながらも、ボーカル、能楽、ダンスとのコラボレーションなどジャンルを超えた活動を展開している。 北海道では、コントラバス集団「漢達の低弦」を主宰し、ワークショップやコンサートを企画・開催している。2020年にはソロアルバム『Wind Dance』を、2024年には3人のコントラバス奏者(The Bass Collective) による作品『瞬く森』を発表し、革新的なベースアプローチを提示し続けている。
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