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玉川健一郎クインテット

玉川健一郎 ( ボーカル)

説的なブルースアーティスト、近藤房之助はかつて「玉川健一郎は、出会ったときから今に至るまで、僕よりはるか先を行くシンガーだ」と語った。 北海道出身。学生時代に近藤房之助をはじめとする名だたるミュージシャンたちと出会い、ブルースやR&Bの歌唱から音楽の道を歩み始めた。 2004年、日本を代表するバップ・ピアニストのひとりである福居良との出会ったことでジャズへの関心が芽生える。札幌の「ジャズライブ SLOWBOAT」本格的にジャズに取り組み、後にジャズの巨匠バリー・ハリス氏にも師事した。福居から受け継いだジャズの精神と、バリー・ハリスに学んだ繊細な歌唱法を融合し、独自のスタイルを確立した。 2018年にデビューアルバム『On a Slow Boat』、2021年にはセカンドアルバム『Sings For You』をリリース。2024年12月には、HTBジルベスターコンサートにて札幌交響楽団と共演を果たした。
Hokkaido-born Tamagawa began his musical journey singing blues and R&B after meeting Fusanosuke Kondo and other acclaimed musicians during his student years. In 2004, he crossed paths with Ryo Fukui, one of Japan’s leading bop pianists, which sparked his interest in jazz. He started his jazz training at “jazz live SLOWBOAT” in Sapporo, where he later studied under jazz legend Barry Harris. Tamagawa blends the jazz spirit honed under Fukui with the delicate singing style he learned from Barry Harris. In 2018, he released his debut album On a Slow Boat, followed by his second album, Sings For You in 2021. In December 2024, he performed at the HTB Sylvester Concert with the Sapporo Symphony Orchestra.

Yuji Akita

秋田祐二 ( ベース)

中学時代にベースを始め、札幌でロックやレゲエなど様々なバンドで活動した後、ジャズへと転向。故・川端民生(Native Sun)の唯一の公認弟子であり、型にとらわれないユニークかつ鋭いプレイスタイルで注目を集めている。 プロ転向後は福居良グループでの活動を経て、現在は自身のバンド「S-ICD Crab Band」を率いるほか、数多くのセッションにも参加。これまでに林栄一、峰厚介、板橋文夫、小山彰太、石田幹雄、坂田明など、錚々たるアーティストたちと共演を重ねてきた。
Hiroki Ito

伊藤宏樹 (ドラム)

ドラムへの情熱から1998年に単身渡米し、ニューヨークの名門ドラムスクール「Drummers Collective」に留学。イアン・フローマンやキム・プレインフィールドら一流ドラマーに師事し、研鑽を積んだ。 2000年に活動拠点を東京へ移すと、西尾健一グループに参加し、デビュー作『GO AHEAD, HAVE FUN』のレコーディングと全国ツアーで頭角を現す。2005年にはジャズ界の巨匠・鈴木勲のプロジェクト「OMASOUND」に参加し、全国ツアーやレコーディングにも同行。さらに奥村和彦トリオや安藤昇と共にリリースした『FIRE LAND』では、その多才ぶりを発揮した。 2009年にはニューヨーク在住ピアニスト、三上クニとの日本ツアーを行い、国際的なステージでも存在感を示す。2010年に故郷・札幌へ拠点を戻し、現在は自身のグループや秋田祐二率いる「S-ICD Crab Band」を中心に精力的に活動を続けている。
Masaki Minamiyama

南山雅樹 (ピアノ)

札幌出身のピアニスト。4歳でピアノを始め、独学でジャズを習得。地元・札幌のライブシーンで精力的に活動し、2008年にはサックス奏者・峰厚介の全国ツアーに参加。2009年にはアルバム『Driving Jazz Hokkaido』に楽曲を提供した。 2017年にはストックホルム・ジャズ・フェスティバル、2024年には札幌交響楽団のジルベスターコンサートに出演した。音楽教育にも力を注いでおり、札幌大学大学院で即興演奏や音楽理論を教えながら、次世代の音楽ファンの育成に取り組んでいる。

Yoshinori Okuno

奥野義典 (サックス)

小樽出身のサックス奏者。弘前大学ジャズ研究会で音楽活動をスタートし、その後、東京で松風鉱一氏に師事した。2013年には、渡辺貞夫が初代音楽監督を務めた「Sapporo Jazz Ambitious」の1stアルトサックス奏者に就任し、翌2014年以降はデヴィッド・マシューズの指揮のもとで活動を続けた。 自身のカルテットやデュオでの演奏のほか、池田芳夫率いる「DADA」、立花泰彦・小山彰太との「T.K.O」「TKOO~Total Knock Out Orchestra」にも参加。これまでに『Red Moon』(2008)、『Okuno Special/HEAVEN HILL』(2001)、『Live in Aketa』(1998)、そして近年の『ふたりごと』(2023)と、4作のアルバムを発表している。 アルト、ソプラノ、テナーの各サックスに加え、フルートやクラリネットも自在に操るマルチリード奏者として、北海道を代表する実力派として活躍を続けている。
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