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山田丈造グループ

田丈造は9歳の時に札幌ジュニア・ジャズ・オーケストラで音楽の旅を始めた。ジャズ喫茶やライブハウスを渡り歩きながら、誰にも師事することなくプロとしての道を歩み始めた。札幌ジャズ・アンビシャスに参加し、2014年に札幌市ジャズパークジャズコンテストで優勝したことが重要な節目となった。デビューアルバム『North Pandemic Groove』に続く『BUNKA』では、コンポーザー、アレンジャーとしての才能を披露し、高い評価を得た。その後、カナダ人プロデューサーのJohn Kryptonに見いだされ、トロント・ジャズ・フェスティバルのメインステージに連続出演。カナダツアーは大成功を収め、優れたミュージシャンとしての評価をさらに高めた。2020年、「TAKEZO YAMADA SPECIAL」がリリースされ、山田丈造の輝きは不滅のものとなった。林栄一や板橋文夫らとのコラボレーション、フジロック・フェスティバルへの出演など、多才ぶりが光る。また、シンガーソングライターの小野雄大, ソウルバンドのShunské G & The Peasのアレンジやプロデュースも手掛け、高い評価を得ている。北海道の活気ある音楽シーンで活躍する彼は、MAZIWARISのようなグループに才能を提供し、ミュージシャン仲間のコミュニティと仲間意識を育んでいる。

バンドメンバー

林栄一(サックス)

日本屈指のサックス奏者として知られる栄一の輝かしいキャリアは、高校在学中に山下洋輔のトリオに飛び入り参加したことから始まった。1980年以来、トリオに欠かせない 「+1 」として独自のセンスを発揮。1991年、ソロの世界に飛び込み、自身のグループ「MAZURU」を結成、アルバムをリリースした。若い才能の育成に情熱を注ぐ栄一は、MAZURUでの活動を通じて、次世代を担うミュージシャンの育成を目的とした数々のプロジェクトの先頭に立ってきた。近年は、自身のレギュラー・グループであるGATOS Meetingを含む13人のオーケストラ・メンバーと、尊敬するゲストを招いたスペシャル・イヴを行った。

石渡明廣(ギター)

石渡明廣は多才なジャズギタリストでありドラマーである。その卓越した才能は、渋谷毅オーケストラ、片山広明、梅津和時など様々なグループで発揮されている。渋谷毅オーケストラの中心メンバーとして、数々のオリジナル曲を提供。 1996年、アルト・サックスに林栄一を迎えた「MULL HOUSE」でデビュー。以後、峰厚介、秋山一将ら名だたるミュージシャンとの共演を重ねながら、グループを牽引し続けている。ダイナミックでアグレッシブなギター・スタイルで知られる彼は、世界各地に熱狂的なファンを持つ。 楽器演奏にとどまらず、麿赤児率いる著名なダンスグループ、大駱駝館の音楽主任も務めた。

石田幹雄(ピアノ)

3歳よりピアノを始め、田所政人氏に師事。2005年に北海道大学を卒業後、プロとしてのキャリアをスタートさせ、2006年にはトリオで横浜ジャズプロムナードコンペティショングランプリ市民賞を2度受賞するなど、ジャズシーンに旋風を巻き起こす。2008年、東京に拠点を移し、活動の幅を広げる。ベースの安藤昇、ドラムの藤井信雄からなる自身のトリオのほか、後藤篤、松風鉱一、林栄一、小山彰太など様々なバンドやアーティストと共演。3枚のピアノ・トリオCDと2018年のソロデビューアルバムに及ぶレパートリーを持つミキオの個性的なスタイルは、切ないバラードが特徴。

後藤篤(トロンボーン)

トロンボーン奏者、アレンジャー、作曲家として活躍する後藤篤は、「 Yellowcard Orchestra! 」や本田竹廣の「THE PURE」などのアンサンブルに参加し、プロとしての道を歩み始めた。東京を中心に活動し、「後藤篤(tb)4」、「MoonS」、「66/99」、「電気スライム」など様々なバンドを率い、衝撃的なライブパフォーマンスと高い評価を得ている。また、「Gatos Meeting」、「MAD-KAB-at-AshGate」、「板橋文夫オーケストラ」、「D-Musica Large Ensemble」、「Deadman's Liquor」など、様々なグループとのコラボレーションを通じて、その多才ぶりを発揮している。

吉田隆一(バリトンサックス)

中学生の時にバリトンサックスに目覚める。John Coltraneの 「Ascension 」に深く影響を受け、高校ではクラシック音楽の道に進み、大学時代は林栄一の「林管楽交」に参加。大学卒業後、吉田隆一カルテット等で、新宿pitinnなどで演奏活動を行う。1997年、尊敬する藤井郷子オーケストラに参加。同時期に「渋さ知らズ 」にも参加し、ヨーロッパツアーを行う。また、「blacksheep」や「tea-pool」といったアンサンブルでアヴァン・ポップ・ムーヴメントを開拓する一方、板橋文夫トリオのようなユニットでは多才ぶりを発揮している。

秋田祐二(ベース)

ベーシストの秋田祐二は、伝説的な日本のロックバンド、ネイティヴ・サンのベーシスト、故川端民夫の唯一の免許皆伝の弟子である。その型にはまらないシャープでユニークなプレイスタイルは、強い支持を集めている。 プロ入り後、福居良グループでの経験を経て、自身のバンド「スタンダードカニBAND」を結成。故・片山広明をゲストに迎えたライブは、常に会場を満員にしていた。 板橋文夫、峰厚介、林栄一、大口純一郎、小山彰太、古澤良二郎、浅川マキなど、豪華な共演者を誇る。自身のビッグバンド「C-ICD KANIバンド」を率いるほか、峰厚介北海道スペシャルバンド、小山彰太トリオなどでも演奏している。

伊藤宏樹(ドラム)

1998年、伊藤宏樹はドラムへの情熱から太平洋を渡り、名門New York Drummers Collectiveで学び、Ian FromanやKim Plainfieldといった著名なインストラクターのもとで腕を磨いた。2000年、西尾健一(tp)グループに参加し、デビューアルバム『GO AHEAD, HAVE FUN』とその後の全国ツアーで重要な役割を果たす。2005年、ジャズ界のレジェンド鈴木勲のOMASOUNDプロジェクトに参加し、ツアーやレコーディングに参加。また、奥村和彦トリオや安東昇との共演で『FIRE LAND』をリリースし、その多才ぶりを披露した。2009年には、ニューヨークを拠点に活動するピアニスト、三上クニとともに日本ツアーを行い、国際的な露出を続けた。2010年、伊藤は故郷の札幌に戻ることを決意し、現在も音楽シーンで活躍している。

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